導入事例
クラレ新潟事業所では、これまで出退勤の管理にアナログの札を使っていましたが、社内のデジタル化の流れに合わせて、部署でも出退表示システムを導入しました。
今回は、導入の背景やカスタマイズ機能、今後の展望について、ポバール生産・技術開発部の東さん、橋本さん、佐藤さんにお話を伺いました。
このシステムを知ったきっかけを教えてください。
これまで札を返しての出退表示を使用していましたが、他部署ではすでにデジタル化が進んでおり、私たちの部署でも検討していた時に東洋電装の出退表示システムのWebページを見つけました。
他部署では多機能なシステムを使用していましたが、私たちの部署では「シンプルなものが良い」という思いがあり、ちょうど良いと思いました。
導入を決め手はなんですか?
既存のパッケージにこちらが当てはめていくのではなく、こちらの要望に応じて柔軟にカスタマイズできる点が決め手でした。出退表示をするにあたって、人の変動やグループごとの要望にも対応いただける点が魅力でした。
その他、安全標語やWBGT値、連続無災害記録、有資格者の表示、有事の際の点呼機能など、出退勤表示以外の機能も私たちに合わせて作りこめる点も良かったです。
導入してから約数か月が経過しますが、実際に導入してみていかがですか?
実際システムを使っていく中で、各メンバーから「もう少しこんな機能もほしいよね」という積極的な意見は出てきていますが、「なくても良かった」という意見は今のところ出てきていないです。あと、若手社員にはデジタル化ということで受けがいいですね。現場サイドもアナログな人が多かったのですが、出退表示システムをきっかけに周囲も「デジタル化をやらざるを得ないよね」って納得し始めました。
導入前の課題は解決されましたか?
はい、解決されました。
以前は、出退勤の札の返し忘れや日めくりカレンダーの更新、無災害記録の手動更新、避難訓練用の点呼リスト作成など、手作業が多く負担になっていました。
今回のシステム導入により、出退勤のデジタル化に加え、日付や無災害記録の自動更新、出勤者リストの自動作成が可能になり、日々の作業負担が大幅に軽減。
その分、本来の業務に集中できるようになり、生産性向上にもつながっています。
今回の出退表示システムの他にもDXに取り組んでいることや、これから取り組みたいといった展望についてお聞かせください。
現場のデジタル化や熱中症対策を含めた従業員の体調管理に注力しています。
現場のデジタル化については、交替勤務のある部署なので、日勤・夜勤の引継ぎを紙や口頭ベースからデジタル化しています。
従業員の体調管理については、インタラクティブホワイトボードを導入して現場各所のWBGTを表示したり、従業員一人ひとりにウェアラブル体温測定器を配布し、日々の体調管理にも力を入れています。
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