利用者の声を集めたい。
しかし、人手をかけずに継続的に収集することは簡単ではありません。
紙のアンケートは回収率が低く、口頭での聞き取りは人員を必要とする。
現場では「声を活かしたいのに、そもそも集まらない」という課題がありました。
こうした悩みから生まれたのが、タッチパネル式デジタルアンケート装置「CSモニタ」です。
本記事では、CSモニタが誕生した背景と、現場の要望に応える形で進化してきた歩みを紹介します。
CSモニタとは
– 顧客満足度を即座に可視化するアンケート端末 –
CSモニタは、
来場者・利用者・従業員などの回答をタッチ操作で収集し、リアルタイムでデータ化するデジタルアンケートシステムです。
- 主な特長
-
- ワンタッチで回答できる直感的操作
- リアルタイム自動集計
- 回収・入力作業が不要
- データの即時活用が可能
紙アンケートやQRコード方式と比べ、回答率の向上と業務効率化を同時に実現できる点が最大のメリットです。
開発の背景
すべては「声が集まらない」という現場の悩みから始まった
CSモニタの開発は、ある施設運営の現場から寄せられたひとつの相談がきっかけでした。
無人の場所でもお客様の声を把握したい…
手軽に集める方法はないだろうか?
施設の出口や共用スペースなど、常にスタッフが立ち会えない場所では、利用者の満足度を把握する手段が限られます。
紙のアンケートを設置しても、記入や投函の手間から回収率は低く、結果として「設置しているだけ」の状態になりがちでした。
しかし、現場が本当に求めていたのはアンケートを実施しているという事実ではなく、
「実際に声が集まり、すぐに活用できること」
だったのです。
無人でも、短時間で、直感的に答えられる仕組みへ
そこで着目したのが、利用者が足を止めることなくその場で回答できる仕組みでした。
- 記入の手間がない
- 操作に迷わない
- 数秒で終わる
この条件を満たす方法として生まれたのが、ボタン操作による直感的なデジタルアンケートです。
提示された内容に対し、3つのボタンのいずれかをワンタッチで選ぶだけ。
これにより、「時間がないから回答しない」という最大の障壁を取り除くことができました。
集めるだけで終わらせない、リアルタイム活用へ
試験導入の結果、回答数は従来の紙アンケートと比べて大幅に増加。
さらに、
- 回答がリアルタイムで集計される
- 現場で即座に状況を把握できる
という新たな価値も見えてきました。
「声が集まるだけで、現場の意思決定が変わる」
この手応えが、CSモニタを本格的な製品として開発する出発点となりました。
タッチパネル化による進化
現場の要望が、次の進化を生んだ
CSモニタの導入が進むにつれ、現場からはより高度な活用を求める声が寄せられるようになりました。
- 詳細な設問を設定したい
- 多言語対応したい
- 設置場所に合わせた表示にしたい
こうしたニーズに応えるため、 CSモニタはタッチパネル式へ進化しました。
- タッチパネル版で可能になったこと
-
- 複数設問への対応
- 回答内容に応じた階層型アンケート
- 多言語表示
- 用途や設置環境に応じたカスタマイズ
これにより、CSモニタは単一用途の装置から、幅広いシーンで活用できる汎用的なアンケートシステムへと発展しました。
「集める」から「深く知る」へ
CSモニタは、タッチパネルの採用によって単なる回答収集装置からより高度なデータ取得ツールへと進化しました。
従来の紙アンケートや単純なボタン式では、すべての利用者に同じ質問を提示するしかなく、回答の背景まで把握することは困難でした。
しかしタッチパネル化により、回答内容に応じて次の質問を変える階層型アンケートが可能になりました。
条件分岐により、課題の原因まで把握できる
例えば、「今回のサービスに満足しましたか?」という質問に対して、「はい」 ならば 終了、「いいえ」 ならば 不満の理由を選択、といった分岐を設定できます。
これにより、満足度の数値だけでなく不満の具体的な原因まで把握できるようになりました。
単に「満足していない人がいる」ではなく、待ち時間・接客・設備・わかりにくさ、といった改善につながる情報を自然な流れで収集できます。
これは、現場改善のスピードと精度を大きく高める要素となりました。
表示の自由度が高まり、設置場所に最適化
さらに、表示が画面上で完結することでデザインの自由度も大きく向上しました。
質問内容や選択肢、配色、レイアウトなどを設置場所や利用者層に合わせて変更できるため、
- 商業施設
- 公共施設
- 医療機関
- イベント会場
など、それぞれの環境に最適な表示が可能です。
紙の差し替えや機器の改造を伴わず、内容を柔軟に更新できる点もデジタルならではの強みといえます。
「声の量」から「声の質」へ
タッチパネル化によって実現したのは、回答数の増加だけではありません。
利用者の状況や感情に寄り添った質問の出し分けが可能になったことで、現場が本当に必要としていた“質の高い声”を集める仕組みへと進化しました。
CSモニタは、単なるアンケート装置ではなく、サービス改善のための情報基盤として活用される存在へと変わっていったのです。
カスタマイズにより広がる利用シーン
タッチパネル化によって表示や設問を柔軟に変更できるようになったことで、CSモニタの活用シーンは大きく広がりました。
例えば、設置場所や目的に応じて次のような運用が可能です。
- 商業施設:来店満足度や接客評価の収集
- 公共施設:サービス改善のための利用者意見の把握
- 医療機関:待ち時間や対応への満足度調査
- イベント会場:来場者の反応をリアルタイムで把握
同じ装置でも、質問内容や表示を変更することで異なる用途に対応できる点が特長です。
CSモニタは、設置する場所ごとに最適化された「専用のアンケート装置」として機能します。
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CSモニタが選ばれる理由 – 無人でも、自然に声が集まる –
CSモニタが評価されている理由は、単にアンケートをデジタル化した点だけではありません。
- 無人で設置できる
- 回答に時間がかからない
- リアルタイムで集計できる
- 改善にすぐ活かせる
こうした特徴により、これまで声を拾いきれなかった現場でも継続的に利用者の意見を収集できるようになります。
「アンケートを実施する」から
「声を活かして改善する」へ。
CSモニタは、現場の意思決定を支えるツールとして活用されています。
まとめ – 声が自然に集まる仕組みへ –
CSモニタは、現場の「声が集まらない」という課題から生まれ、タッチパネル化によって進化を続けてきました。
無人でも設置でき、直感的に回答できる仕組みにより、利用者の声を自然に収集できます。
さらに、回答の蓄積と分析を通じてサービス改善につなげることが可能です。
これからもCSモニタは、現場の課題に寄り添いながら新たな価値を提供していきます。