最近NTTドコモがAR技術を活用して街中でスマホをかざすと新感覚のあそびを提供する「XR City」を7月14日から提供しているって知っていましたか?
「VR」は聞いたことあるけど、AR?MR??って方もちろんいますよね。今回はとっても夢のあるワクワクする内容で、そもそも「XRとは」とそれぞれとの違いから解説していきます。
XR(Cross Reality:クロスリアリティ)とは、「VR」「AR」「MR」などの先端技術の総称で、仮想世界と現実世界を融合させて、現実にはないものを知覚できるようにする技術のことです。
なので、VR(Virtual Reality:仮想現実)、AR(Augmented Reality:拡張現実)、MR(Mixed Reality:複合現実)これらはすべてXRに含まれます。
でも、VRもARもMRも違いがあるの?
つまりARゴーグル付けるって事でしょ?
って思ってる方いませんか。
いやいや、ぜんっぜん違うんです!ヘビとウミヘビとウツボくらい違いますよ!
余計分からないですね笑
VRとは仮想世界をあたかも現実のように体験できる技術のこと。
CGまたは360度カメラで作成された映像を、専用のゴーグル (VRゴーグル、VRヘッドマウントディスプレイ:HMD) を用いてどこを見ても仮想の空間を楽しめます。
ここじゃないどこか別の場所に紛れこんなような体験ができます。
最近ではスマホをセットするだけで利用できるお手軽ゴーグルも登場し、より身近になりました。
VRと聞くとゲームを連想しますが、仮想世界にオフィスと再現するテレビ会議ならぬVRミーテングをはじめ、VRオフィス、VR研修なども最近登場しているんです。
テレビ会議で隣をむけば誰かが座っているように見えるって想像できないですよね…(^^;)
ARとは現実世界に仮想世界を重ねる技術のこと。
専用ゴーグルやスマホから見た時に仮想の存在が表示され、普段見ている現実世界を「拡張」します。
例えば、空を見上げたら仮想のクジラが泳いでいるなんてことがARです。
(参照:「渋谷エンタメテック推進プロジェクト」が描く5G時代とは?)
特徴として、誰しも持っているスマホで体験可能なためハードルが低く、「家具の配置シミュレーション」なども体験できます。冒頭で紹介したNTTドコモの新しい取り組みがこれ。
(参照:XR City)
MRとは現実世界と仮想世界を融合させる技術のこと。
ARとの違いはARが現実世界を広げる「拡張」に対し、MRは現実世界と仮想世界を「複合」させます。
現実世界に実際にある景色や物と3D映像を用いてその景色や物を立体的に浮かび上がらせ、例えば博物館の恐竜に専用ゴーグルを装備して目を向けると…なななんと!恐竜が大迫力で動き出すんです。
(参照:Sony presents DinoScience恐竜科学博~ららみでぃあ大陸の恐竜~)
その他今後、開発前の商品や建物を現実で確認に用いるなどビジネス分野へ活用も期待が高まっています。
夢が広がるXRですがXRは今後とても大きな成長を期待されています。
これまで仮想世界の映像は粗く、現実世界(リアル)とはとても大きな境界がありました。しかし、デバイスやソフトの進化によって空を泳ぐクジラの夢が現実になってきました。
最近主流になってきた4Kなど高画質な映像やその場所に本当にいるかのような立体音響、人の視野角に近いマウントディスプレイなどの開発が進みこれまで以上のリアルさの再現が可能になりました。
また、昨今急激に普及してきた5GがXR普及の後押しする重要なポイントとなっています。
ご依頼・ご相談など、お問い合わせは、
下記フォームからお願いいたします。